2015年中途入社 竹内 一希さん
私は現在、品質管理1課でリーダー(L)として部下1名を管理しています。
現在の担当業務は・・・
私は主にPLC(シーケンサ)を使用した受配電設備の品質管理業務を担当しています。受配電設備とは、発電所から送られてきた電気を施設内で低圧に変圧して各照明や機器類に送る設備のことで、停電や漏電といった事故の際に、設備を保護して波及事故を防止する役割も持ちます。これら動作を制御するPLC(シーケンサ)を納品する前に、設計通りの性能であるかや運用上不具合や想定外の動作をしないかを試験し、製品の品質を守ることが品質管理の仕事です。
印象に残った業務は・・・
品質管理業務では、運用する設備によって要求される品質、動作が複雑化する為、わずか数台の機器であっても試験パターンが何百、何千と必要になることもあります。このような案件であっても、一つ一つの試験を疎かにせず品質を守ることが顧客の信頼を築く上で大切なことであると学びました。
業務上やりがいを感じる事柄は・・・
・何度も確認と修正を繰り返し構築した設備が最終的に設計通り動作するようになった時
・過去の業務で学んできた知識が実際に役に立った時
・お客様から出荷した製品の品質についてお褒めの言葉を頂いた時
入社前に描いた将来像と現状は・・・
私は元々これら受配電設備を工事で設置する業務に携わっていましたが、取り付けた設備がどのような過程を経て製造されているのかについては深く考えたことはありませんでした。しかしながら、入社後業務に携わる中で品質管理という過程を経て出荷されることで、前職で取り扱ってきた設備についても大きなトラブルなく運用できていたのだと知り、今の仕事へのやりがいがより一層高まりました。
5年後のキャリア展望
今後は品質管理を自ら行うだけでなく、後輩達への指導を通じて会社として品質の向上と顧客の信頼を高めていきたいと考えています。その為にも試験を行う中で日々知識を増やし、設備への理解を深め、
会社全体で共有をしていける人物を目指しています。