省エネ・効率化

 

 

インバータについて

 インバータは、汎用三相モータの回転数を自在に制御出来る機器です。例えば”ファン” / ”ポンプ”の回転数を商用電源駆動時より落として使用する事によって、大きな節電効果を得ることが出来ます。

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省エネ機能

 ファン/ポンプ/ブロア等の負荷の消費電力は、モータ回転数の3乗に比例します。よって風量や流量の調整と回転数制御を用いる事により、消費電力を大幅に低減することが出来ます。

 また、複数台を制御している場合、回生エネルギーをその他のインバータへ送れ、余ったエネルギーは電源に返す為、省エネに貢献します。

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システムの安全性向上

 モーターに商用電源(ブレーカーからの電源)を直接接続し、電源のON/OFFでモーターを駆動しているシステムにインバータを介入する事で、インバータの異常検出機能や出力遮断機能を使用でき、突然の過負荷や地絡等の故障に対し最短でモーターを保護し、使用者の安全を確保します。

 例:インバータ内部に温度センサを搭載している為、盤内冷却ファン故障による盤内温度上昇に伴う、焼損事故、周辺機器の劣化を抑制出来ます。

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メンテナンス性向上

 インバータ電源をONのまま、モータ出力をOFFしても、設定変更や監視装置との通信が可能な為、安全に保守メンテナンスが可能です。

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トラブルに対する対応速度向上

 トレース機能によって保護機能動作直前の運転状態(モーターへの指令出力)をインバータ内臓RAMに記憶できる為、トラブル発生時に記憶を読出し、トラブル解析が容易に行えます。

 ※A800シリーズより時計機能が備わり、トラブル発生のタイミングを採りやすくなっています。

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リニューアル性向上

 旧機種(A700)と同サイズの為、機器の更新を容易に行えます。また、制御回路端子台は流用できる為、配線の盛替えが必要ありません。

 旧機種(A700)と互換モード機能がA800にはある為、機能向上による反応速度等を同一化でき、機種のみ更新しても、再調整の必要がありません。

 専用ソフトウェアを使用すれば、A500以降の機種より設定を読出せ、機能意向がスムーズに行えます。

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簡単配線

 制御回路端子は、スプリングクランプ端子を採用している為、配線の芯線部分を差し込むだけで作業可能です。また、DIN規格に準じた引張強度を確保している為、安全性も問題ありません。

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